身近なもので言えばコピー紙（PPC用紙）や書籍と見た目は同じです。厚い物で官製ハガキを想像してください。色の入っている紙は色上質と呼ばれます。原料が化学パルプ100％であることから上質紙と呼ばれます（70％程度のものは中質紙といいます）。表面に加工していないのでざらざらしており、単色印刷や筆記に適した用紙です。
洋紙
上質紙
コート・アート紙
表面にコーティングしているカラー対応の可能なオフセット印刷用紙です。薄いものだと折込チラシ、厚いものでパンフレットの表紙などに用います。アートのほうが、光沢があり高級感がでます。厚物はアートポストと呼ばれます。
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包装紙系
薄手で片面にツヤのあるアパレル商品の中紙とかに使われる純白ロール（厚口だと包装紙）。包装紙に使われる用紙では茶封筒のような色のものは両更クラフト、白い物は晒クラフトと呼ばれます。
【純白ロール】
純白ロールはヤンキーマシンという機械で加工した、片面に光沢がある（＝片艶）薄い紙です。名前のとおり真っ白な紙で、薄くて強いという特長もあります。皿敷き、中詰め、紙レースや包装紙、紙袋などに使用されています。装飾や簡易包装に適した用紙です。
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【両更(りょうざら)クラフト】
クラフト紙は印刷用紙よりも強度のある紙で、身近なものでは米袋や包装紙、茶封筒などに使用されています。このうち晒し（さらし＝漂白）していない素朴な茶褐色のものを両更クラフトといいます（白いものは晒しクラフト）。しっかりした包装に適した用紙です。
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